【剣盾シーズン5シングル最終8位】ロンゲ厨パ
ヴァーパッドです。
今回使用した構築を紹介します。
【構築経緯】
現環境最強のポケモンであるドラパルトを始めさまざまなダイマックスエースを機能停止にできる「こうこうのしっぽ」を持ったオーロンゲに着目するところからスタート。
次にオーロンゲのサポートから詰めの起点にできるアッキピクシーを入れ、電気の一貫を切りミミッキュに強めの襷枠としてドリュウズを採用。
初手に呼びやすいドリュウズ、カバルドン、ナットレイなどを機能停止にしつつキッスなどにも隙を見せない強力なこちらの初手要因としてラムのみを持った鬼火電磁波両採用のドラパルトを採用した。
残りの2枠は、シーズン中盤流行ったナット入りの雨展開などに強い型破りの珠ルチャブル、その補完としてチョッキ水ロトムやチョッキラプラス、チョッキランターンを採用したり、火力を押し付けられる鉢巻きヒヒダルマと珠ギャラドスを採用するなど色々試行錯誤したが、最終的には高火力で受けポケモンを誘い狩りしやすく対面性能も高い珠持ちのキョダイラプラス、初手のラプラスのキョダイマックスで場荒らししたあとに相手のダイマックスポケモンのターン数を枯らしながら火力を向上できるチイラ持ちのミミッキュを採用した。
オーロンゲ@こうこうのしっぽ
特性:いたずらごころ 性格:わんぱく(ミント使用個体-元は性格:すなお)
技構成:ソウルクラッシュ、リフレクター、ちょうはつ、トリック
実数値:201(244)-140-111(124)-×-113(140)-80
調整:
HB方面無補正A252振り珠ミミッキュのじゃれつく高乱数耐え
HD方面特化ガルドのラスターカノン確定耐え
この枠はドラパルトへの切り返しとして欠伸持ちの残飯カビゴン、鬼火ガオガエンなどにも変えて使用していたがドラパルトに対しての切り返しが最も優秀なのはこのポケモンであり、環境そのもののクッション欠伸カビゴンに対するラム持ちによる過剰なメタ張りを感じたためそれらにも強いオーロンゲを採用して正解だった。
ちなみに恩恵はほぼ受けないがキョダイマックス個体を使用している。
ピクシー@アッキのみ
特性:てんねん 性格:ずぶとい
技構成:ムーンフォース、つきのひかり、めいそう、かえんほうしゃ
実数値:202(244)-×-137(252)-116(4)-111(4)-81(4)
調整:HBほぼ特化
ダイマックスエースと最も相性のいいアイテムである弱点保険を無効化したり、特性自信過剰などで火力が上がったギャラドスのストッパーになるところが魅力的な反面、追加効果や一撃技、急所の試行などを稼がせてしまうためなかなか机上論通りに強いとは言い切れないポケモン。
それでもオーロンゲやドラパルトのサポートからの展開はかなり強力だった。
特性:かたやぶり 性格:ようき
技構成:じしん、がんせきふうじ、アイアンヘッド、つのドリル
実数値:185-187(252)-81(4)-×-85-154(252)
調整:ASぶっぱ
特出して挙げることはないが優秀な襷枠。
高確率でミラーの同速勝負を呼んでしまうため要注意。
技構成は、じしん、がんせきふうじ、アイアンヘッドまでは確定だが、残り1枠はつるぎのまいやステルスロックなども検討の余地はアリ。
ドラパルト@ラムのみ
特性:すりぬけ 性格:ひかえめ
技構成:たたりめ、りゅうせいぐん、おにび、でんじは
実数値:193(236)-×-105(76)-155(164)-96(4)-166(28)
調整:
S最速サザンドラ抜き
HB方面無補正A252振り珠+2ミミッキュの影うち確定耐え、特化カビゴンのダイマックスDDラリアットを高乱数耐え
HD方面無補正C252のトゲキッスのマジカルシャイン耐え
C鬼火ダメージ×2+状態異常祟り目二発でオボン持ちHBカバルドン確定
火力に厚く振った鬼火祟り目ドラパルト。
相手の状態異常技の一貫を切りつつ鬼火や電磁波などで場荒らしできるほか、ダイドラグーン、ダイホロウ、ダイウォールなどのダイマックス技も優秀なので隠れダイマックスエースとしても活躍してくれた。
電磁波は相手のSや行動回数を奪うだけでなく、相手が本来試合の展開上、ダイマックスを切る予定だったであろうポケモンにダイマックスを切らせない(渋らせる)こともできたので非常に重宝した。
ラプラス@いのちのたま
特性:ちょすい 性格:ひかえめ
技構成:うたかたのアリア、フリーズドライ、かみなり、ぜったいれいど
実数値:207(12)-×-101(4)-148(236)-116(4)-112(252)
調整:
HP16n-1調整
Cほぼ特化
S準速
最強クラスの対面性能をほこり、受けも許さないダイマックスエース。3ターンしかないダイマックスターンをいかに使うかが重要。
キョダイセンリツでピクシーのサポートもできるほか、ドラパルトの対面性能を飛躍的に向上できたり非常に優秀なポケモンだった。
ミミッキュ@チイラのみ
特性:ばけのかわ 性格:ようき
技構成:じゃれつく、みがわり、のろい、かげうち
実数値:132(12)-142(244)-×-100-125-162(252)
調整:
ASほぼぶっぱ
Hみがわり3回でチイラが発動する4n
身代わりで相手のダイマックスターンを枯らしながら火力を上げれるのも魅力的だが、のろいによる流し性能、詰ませ性能もかなり優秀。
ただ素の火力だけは信用できないので、性格を意地っ張りにするなどの検討の余地はある。
【選出】
試合展開上、先にダイマックスを切るパターンと後にダイマックスを切るパターンの大きく二つに分けられる。
・先にダイマックスを切るパターン
ラプラス+ミミッキュ+ドリュウズ
ラプラス+ドラパルト+ドリュウズ
ラプラス+ドラパルト+ミミッキュ
ラプラスでダイマックスを切りながら裏の対面性能の高いポケモンで押しきる
ラプラス+ミミッキュ+ピクシー
ラプラス+ピクシー+ドリュウズ
キョダイセンリツのピクシーの積みのサポートからのミミッキュドリュウズの対面性能で押しきり。
ラプラス+ミミッキュでラスト1体まで追いつめ呪い+ピクシーで詰ませる。
・後にダイマックスを温存するパターン
ドラパルト+オーロンゲ+ピクシー
ドラパルト+オーロンゲ+ラプラス
ドラパルトを初手に置き場荒らしをしながらエースに繋ぎ相手のダイマックスに合わせてオーロンゲのサポートを入れて再びエースに繋ぎダイマックスでしめる。
展開を間違えるとラス1にサポートロンゲだけが残される事があるので立ち回りは要注意。
ドリュウズ+オーロンゲ+ピクシー
ドリュウズ+オーロンゲ+ラプラス
ドリュウズとオーロンゲの補完を利用しながらダイマックスエースに繋ぐ展開。
オーロンゲ+エース+ドリュウズ
オーロンゲ+エース+ミミッキュ
オーロンゲ+ダブルエース
先発にヒヒダルマが予想される場合は積極的にオーロンゲから入って壁と尻尾トリックから展開する。
【結果】
ここまで読んでいただきありがとうございました!
追記 ドラパルトのD実数値に表記ミスがあったため修正。
D実数値95(4)→96(4)